2015年入選

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『親子「真似」の日』

羽咋工業高等学校(石川県)
松永深優/松浦末穂/岡本澪

親子が互いの気持ちをわかりあうため、普段の行動を真似し合い理解を深める「ママの日、パパの日」を設定。小中学生が夏休みに取り組みます。

デザセン学生スタッフからの応援メッセージ

相手の立場に立って物事を考えることは、コミュニケーションにおいてとても大切で、基本的なことです。近年、親子間の悲しい事件が後を絶ちませんが、互いへの理解の不足が一因かもしれません。それを文字通り、実際に相手の立場になることで互いを理解する。それを8月8日(パパ、ハハの日)に、大胆かつ効果的に解決する提案です。しかし、一日中子どもが家事や仕事をしたり、親がゲームや宿題をするのは難しいもの。それを、『真似る』という“粋”に留めているところが、実現しやすくなっているポイントだと思います。『学ぶ』の語源は『真似ぶ(まねぶ)』という説があります。『真似る』ことで、子どもはご飯を作りの大変さを学び、お母さんは部活や宿題の大変さを思い出すでしょう。親子間の悲しい事件の背景や、真似しあった親子の感想なども提案できると、コミュニケーションを必要としている親子に伝わるのではないでしょうか。

二次審査時の提案パネル  PDFダウンロード