入賞提案

高校生賞
『何故 暇』 東北生活文化大学高等学校(宮城県)

コンセプト

キーワードは“何故”?疑問から新しい発見を求めて。

普段、私たちは受身のことばかりしているせいか、自分で考えて行動することが苦手です。今の世の中に必要な、自分で考えて行動する力や、発想力を養うため、暇な時間を利用して身の回りの「何故」を考えることを提案します。暇な時間を利用して考えるのには、普段と異なる発想が浮かびやすいという理由があります。また、暇になりやすい場所に「何故○○」と書かれたステッカーを貼ることで、何故を考えるきっかけを作ります。子供の頃は、色々なことに不思議を感じ、知識がない分、様々な答えを想像することができました。同様に常識や固定観念を捨て、「何故」を考えることが、停滞した世の中を変えるアイデアを生み出すことに繋がると考えます。 つまらないことを楽しいことに変えていきましょう。

提案パネル提案パネル提案パネル提案パネル

一次審査提案パネル PDF ダウンロード >>

受賞者の声

千葉礼美(3年)

千葉礼美(3年)

私がデザ選に出会ったのは高校生審査員として初参加した高校一年生の時でした。自分と同じ高校生とは思えない企画力とプレゼンに圧倒され、憧れと尊敬の気持ちを抱いたことを覚えています。今回、「青春しようか」という一言を友人にもらった時、胸の奥が熱くなりました。高校3年間で培った自信が湧いているようで、エントリーしてからの毎日がとても充実していたように感じられます。今回の経験は良い刺激になりました。

地島江利華(3年)

地島江利華(3年)

お互いに譲るところは譲り、話し合いながら進められた点は、1年生の時と比べ、大きな成長だと思います。私は少し適当になってしまった所があり、他のチームの提案を見て自分たちの提案の浅さに気が付きました。何度チャレンジしても自分の駄目な部分が見えてくるとその時は恥ずかしくて凹みますが、振り返ればとても勉強になったと感じます。そんな学習の場と素敵な出会いを与えてくださり、感謝しています。

高橋茉希(3年)

高橋茉希(3年)

初めは人前に出るのすら恐ろしく、出場決定の時は頭が真っ白になったと同時にとても嫌でした。でも、芸工大で説明や入場練習をしているうちに楽しめている自分がいました。本番が待ち遠しい気持ちと一生来ないでほしいという感情が交差。そして緊張からの解放感と短すぎた心躍る舞台…7分間で得たものは大変大きかったです。仲間に入れてくれ、素敵な経験をさせてくれた二人には感謝としか言いようがありません。

指導教員:倉本郁哉 教諭

指導教員:倉本郁哉 教諭

2年ぶりの決勝大会に出場することが出来ました。前回は1年生チームが出場し、高校生賞を受賞することが出来ました。今回は、そのメンバーがそれぞれのチームを結成し、また後輩へも呼びかけて複数のチームの提案を出品することが出来ました。成長した生徒達の姿勢が、美術コース全体に活気を与えてくれたように思います。今回、決勝大会に出場したチームは、デザ選の実績以外にも、様々な場面で数多くの経験を積んできた生徒達なので、ボード制作の段階からプレゼンの準備まで、スムーズに進行したように思います。プレゼンの補助ツールであるブログの設置・配付資料の作成・シナリオまで、3人の連携もとれていたように思います。見事、前回と同様高校生賞を受賞することが出来ました。2年前の様子とは全く違うものであり、生徒達の大きな成長を見ることが出来ました。このメンバーの一人が、来年度から新設される企画構想学科へ進学します。これから4年間、デザ選で学んだ基礎を活かし、すばらしい先生方の指導の基、更に大きく成長することを楽しみにしております。大会事務局をはじめ、サポートスタッフの皆様、大変お世話になりました。