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企画構想学科では、広告や広報、映像やウェブなどのコンテンツ、企業や商品のブランド戦略など、あらゆる分野で人や社会が幸せになるアイデアを実現する「企画力」を学びます。その原点は、人を喜ばせること。例えば友達の誕生日のサプライズ演出や、ブログをみんなに読んでもらうための仕掛けづくり。企画の種は、ごく身近に転がっているのです。

今までは規制するだけだった交通安全のキャンペーンの普通の姿を、どうすればドライバーが思いやりを持てるかという視点で考えてみる。「例えば、優しい運転をしたドライバーを褒めることで、交通事故を減らしていけるはず…」。そんな風に“普通”の価値を見直し、視点や考え方を変える企画から、新たな価値を生み出していきます。

社会を動かす「企画」の大きな力を、実践を通して肌で感じ、同時に地域や社会の仕組みを学んでいきます。学科では市町村の担当者や地元の新聞に寄せられる悩みや相談に対して実際にアイデアを提案し、解決へと導く取り組みも展開。中には切実な内容のものもあり、実践的な企画力だけでなく、相手の気持ちや状況を理解する想像力も養っていきます。

多くのカリキュラムはグループワークを中心に進めていきます。具体的な題材をもとに、調査や取材、話し合いやプレゼンテーションのステップを繰り返しながら、相手を動かす交渉力や実現力も磨いていきます。企画を実行する面白さや楽しさを仲間と分かち合いながら、学生一人ひとりに豊かなコミュニケーション能力が育まれていきます。

映像学科やグラフィックデザイン学科など、他学科と連携し、自分たちのアイデアを具現化できる環境が整っていることも芸工大ならではの特長です。そして、放送作家であり多くのプロジェクトの企画を務める小山薫堂教授をはじめ、第一線で活躍する教員と、その人脈から生まれる企業関係者を講師に招いた指導など、多角的な授業も魅力です。

教授陣の幅広いつながりを活かし、大手企業との協同プロジェクトも数多く実施。UHA味覚糖と地元スーパーのヤマザワと共同開発した商品は、ヤマザワ全店で販売されました。また、一休.comのサイト上で展開する旅行商品も企画しています。より厳しい意識や内容が求められるプロの現場だからこそ、やり遂げた充実感や大きな達成感が得られるのです。

問題を見つけ出し、その問題を解決へと導く「企画」の力は、いま業界や職種を問わず即戦力として強く求められています。立て直しや改善が必要なシーンのほか、新しくスタートする事業などで、一層発揮されることでしょう。活躍の場は企業や組織の中だけでなく、社会や地域、そしてインターネットの中にも。その可能性は計り知れません。
企画構想学科について詳しくは、学科特別サイトにて紹介しています。http://www.kikaku-koso.jp/

卒業時取得可能資格:学芸員