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プロダクトデザイン学科では、私たちの生活を取り巻くあらゆる製品や空間を創造するデザイナーを養成します。文具・雑貨、家具、家電、自動車など、身の周りの「もの」の形や色には、それぞれに意味があります。使いやすい形、安全な形、楽しい形・・・。生活を支えるものをデザインすることは、つまり、未来の暮らしを形づくることなのです。

デザインのプロセスは、解決すべき問題を発見した瞬間からはじまります。例えばビニール傘が簡単に捨てられることに疑問を感じ、マイ傘として大切にしてもらえるように小さな飾りを提案する。砂漠を何キロも歩いて水を汲む人たちのために、水を快適に運ぶ製品をつくる。小さな好奇心から、誰かの人生や社会を豊かにするデザインが生まれます。

より多くの人に感動を与えられるデザイナーになるため、デッサンやコンピューターの技術を初歩から学び、専門性を養います。そして同時に、人の使いやすさを考える人間工学も学んでいきます。誰かに使われる製品だからこそ大切にしたい、つくった後のこと。使う人の喜びや快適さをイメージする“想像力”は、センスや感性以上に必要な力です。

木材や紙、メタル、プラスチックなど多様な素材を扱い、実験的な視点も加えながら、その特性や製品への利用法を学びます。また、地元企業と連携して、本格的な家具製作や、工場の廃材を利用した製品を考えるワークショップの機会なども豊富。こうして、具体的な課題に取り組み、幾度の制作を繰り返していく中で、豊かな表現力が磨かれます。

山形の豊かな自然の中での体験を通して、気づきやアイデアを発想する力を養います。例えば、スノーピーク社の社員と学生とがキャンプを行い、アウトドア商品の使い勝手や新しいアイデアを模索するプロジェクトを展開。さらに、本田技術研究所と連携し、実際に畑を耕しながら、より実用的な耕運機のデザインなどを行っています。

本田技術研究所や東芝、キヤノンなど大手企業との産学連携プロジェクトは、学生一人ひとりにとって大きな刺激となります。企業の担当者などを相手に、製品化に向けたプレゼンテーションなどを行いながら、自分の思いを適確に表現し、相手に伝える術を身につけます。現場で得た実践的なスキルは、就職活動にも大きなアドバンテージとなります。

家電や家具、自動車メーカーをはじめ多くの求人に恵まれていることも学科の特長のひとつ。4年間で身につけた問題解決や企画・提案ができる力は、どんな場面においても活かされるもの。大手企業で活躍する先輩や、地元を元気にしようと頑張っている先輩など、これからの社会を牽引する、独創的で豊かな人材を多く輩出しています。

卒業時取得可能資格:小学校教論一種免許(中学校教論一種免許取得者が、指定の通信科目を受講することで取得できます)、中学校教諭一種免許(美術)、高等学校教諭一種免許(美術)、学芸員 受験資格の取得:インテリアプランナー、商業施設士、商業施設士補