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コース概要

美術科 版画コース

刷り上がった瞬間、生まれる新たな世界。素材や技法に触れ、多様性を知ることで 可能性は無限に広がる。

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1.原版という素材を通して刷る魅力に出会う

刷り上げられるまでどのような作品になるのか見えない版画。1枚の版と心から向き合い手を施し、紙や布に写し取られ初めて作品が出現する喜びを得る感動は、他の手法には味わえない魅力です。銅や木といった版の材質感も含めて作品となる版画の世界。素材や技法を知るほどに、その魅力を発見し引き込まれてゆくことでしょう。

2.幅広く技法を学び可能性を探る

筆では描けない表情を映す銅版画、色を何回も重ねる色彩感豊かな木版画、カラフルで明快な絵の具の質感を活かすシルクスクリーン。三つの技法を1年次から学びます。幅広い素材や表現方法に挑戦することで、本人も気付かなかった絵画的な可能性を発掘。身に付けた基礎力はその後、確かに各自の作品に活かされていきます。

3.多種多様な授業の中で視点を広げる

デッサンや塑像など洋画コースと演習科目を共有するほか、様々な制作姿勢を持つ作家を招いた特別授業や紙漉きなど素材研究も行います。また印刷技術として発展した版画史の学習、サブカルチャー的な要素や絵本製作に触れてのデザイン感覚の模索など、技術習得だけでなく版画の社会的役割も学び、自らの表現のあり方を多方向から考えていきます。

4.工房内外で人間関係と協調性を育む

5月の肘折温泉でのフレッシュマンキャンプやコース企画の展覧会の陳列撤去作業などのほか、共同制作の課題を通して他者を理解し尊重する幅広い視点や考察力も身に付けます。日々、全学年の学生が工房設備を共有することで協調性や共同体の一員としての責任感を育み、そこで得るコミュニケーション能力は、社会人への第一歩となります。

5.社会との繋がりを見つける

都会の雑踏から離れた豊かな自然の中で、静かに内面を見つめながら行う制作。仕上がった作品が社会でどう評価されるのか。社会へどのようなメッセージを発信できるのか。コンクールへの出品や対外発表を推奨し、作品制作の内面的意味を模索しながら作品と社会との接点や関係性も、自らの意思で生み出していきます。

資格取得 受講する科目によって、下記資格の取得が可能です

卒業時取得可能資格:小学校教論一種免許(中学校教論一種免許取得者が、指定の通信科目を受講することで取得できます)、中学校教諭一種免許(美術)、高等学校教諭一種免許(美術)、学芸員

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