Q5.「芸大・美大」には憧れているけれど、自分は「絵」が下手だから無理?

「無理」とあきらめる前に、今の自分の思いを冷静に判断しましょう。 (1)大学で学びたい分野は? (2)その理由はなぜ? (3)その分野を学ぶことのできる学校は? (4)その中で自分の希望する学校はどこ? (5)それらの学校の試験内容は? (6)その試験日程は? (7)試験方法に挑む力が身についている? ポイントは、(7)。このことを自分で診断するのは難しいですから、入試の過去問題集や合格作品例を手に入れたり、高校や予備校の先生に相談したり、大学スタッフに相談するなど、自分の力を客観的に判断してもらうことが大切です。基礎的な造形力、表現力の習得が必要なら、練習あるのみ。最初から上手い人はいません。また、「芸術・美術系=実技試験」という考えはやめましょう。特に、デザイン系は「描くことがデザインではない」と理解することです。例えば、ポスターを制作するには、色彩力や造形力も必要です。しかし、ポスターはそれ自体で「情報を人に伝える」という機能があります。その目的やテーマ、使いたい色やイメージなどの打合せを、依頼者としなければなりません。その情報交換をする時は、描くこと以上に、分析力やコミュニケーション能力が必要です。困っている人がいる、こんな目的がある、それを解決・実現するにはどうするべきか?「デザイン」はその全てに関わること。ですから大学によっては、教科科目試験、面接試験、小論文試験など、「実技」以外の試験を課している場合も多いのです。あきらめる前に、もっと情報を集めてみましょう。
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