Q2. 受験雑誌の「偏差値」はどのように考えたらいいの? 信憑性はあるの?

「偏差値」は、自分の学力が入学試験で通用するかを判断する、数多くの材料の中の一つに過ぎません。偏差値の算出方法は簡単には、「前年度に模擬試験を受験した生徒が、その年度に大学を受験して、合格したかどうか」を根拠としています。前年度の結果を基準にして、模擬試験の受験者全体の中で自分がどの辺りに位置しているのか、という数字です。しかし模擬試験によって、画一的に5教科6科目で算出したり、大学ごとの入試に必要な教科数だけで算出するなど、計算根拠が統一されていません。また実際の入試でも、教科科目のみで実施しているところでも、受験科目数は様々です。教科科目に加えて、実技や小論文の試験を課し、その合算点で順位付けを行っている場合もあります。そして、本人が受験する時点の受験生の学力レベルは、誰にもわかりません。これ らを考えると、「偏差値」のみを信用してしまうのは、自分の可能性と選択の幅を狭めることにつながります。 「偏差値」が「ものさし」になることは確かですが、あくまでも尺度の一つとして、本人の成長にどう活かしていくかを考えることが大切です。
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