Q1. 美術系・デザイン系大学への進学は疑問。ちゃんと就職できるの?

大学卒業生に求められる採用条件は、決して学部の専門性や資格に偏ったものではありません。社会には、専攻にとらわれない「その人自身」を活かせる職業が数多くあります。「学部の専門=仕事に活かす内容」と限定し、「美術・デザインの分野は就職に不利」と考えるのは誤りです。卒業後に希望の仕事に就けるのか、どんな仕事に就くのかは「本人次第」です。東北芸術工科大学の卒業生には、美術科の卒業生でIT系の会社を立ち上げた人や、銀行で働いている人もいます。「美術」の場合は、「大学で学ぶ=作家の勉強をする」という意味もあります。「作家」は「作家活動で収入を得る人」だけを指すものではありません。学校の先生をしながら絵を描く、会社に勤める傍ら文章を書くなど、表現することが好きな人が、生涯共にする活動が「作家」です。また、「描く、作る、表現する」ということは、数多くあるデザイン作業の一部に過ぎません。 デザインを学んで身につけられることは、今の社会で求められている問題発見、調整、企画、提案力など様々です。そして「人や社会」における「美術・デザイン」という視点の重要性は、今日ますます高まっています。
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