国際絞り会議前夜祭 詩劇「花はくれない」7/6(金)水上能楽堂

東北芸術工科大学では、7月6日(金)本学を会場に、日本に魅せられて山形を旅したイザベラ・バードの登場を導入として、紅花をめぐって紡ぎだされる詩劇「花はくれない」を上演します。
2008年より始まった、本学テキスタイルコースによる「紅花ルネサンス」。「種から始まる」をテーマとした実践アートプログラムであり、紅花を種から育て、収穫し、寒中染めによってシルクオーガンジーを染め上げます。「詩劇 花はくれない」は、その一環として2014年に初演を迎えました。(森山明子氏書き下ろし・三木弘和氏演出)10年の歳月をかけた、学生たちの手による希少な「紅花染め」。その奉納の舞台を、紅花の物語をぜひご高覧ください。

国際絞り会議前夜祭 詩劇 花はくれない
日程:2018年7月6日(金)
時間:開場 18:30/開演 19:00 ※雨天決行
会場:東北芸術工科大学 水上能楽堂
一般入場料:一般 ¥2,500(3歳以下無料)/学生無料 ※学生席

戯曲:森山明子(武蔵野美術大学教授)
演出:三木弘和(東北福祉大学教授)
企画監修:辻けい(本学教授)

★チケット購入はこちらから:
https://artlaborinas.wixsite.com/benibana

主催:東北芸術工科大学
共催:社会芸術ラボORINAS (代表:佐原香織 本学教授)

お問い合わせ
TEL:023-627-2207(テキスタイル準備室 渡邉)

あらすじ
明治11年、日本にやって来た英国の女流冒険家・イザベラ・バード(1831-1902)は本当の日本を求めて北の山形に向かい、『日本奥地紀行』を著す。だがその旅行記には特産の最上紅花も日本を代表する俳人・松尾芭蕉(1644-94)の代表作『奥の細道』も出てこない。それは何故なのか――。古代エジプト原産といわれる稀少な紅花は日本でも千年を遥かにこえる栽培の歴史がある。山形にあっては江戸時代に隆盛を極め、化学染料の流入などで明治期に衰退、太平洋戦争下で一度断絶した。種を残した生け花作家・中川幸夫(1918-2012)。十九世紀のイザベラを「虚の中心」として、十七世紀から百年ごとに時を刻む「紅花人」たちがみずからの紅花体験と痛みを伴う生の来歴とを独白する。イザベラと中川は過酷な身体条件に耐え、芭蕉も遊女も失意の人間模様に晒された。紅花に託されるのは不死のメッセージなのである。舞台に乱舞するのは、東北芸術工科大学で10年をかけて染められた色とりどりの紅花染のオーガンジーだ。

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