日本の大学として初 韓国の政府機関「韓国文化芸術教育振興院」との交流協定を締結

東北芸術工科大学(山形市上桜田/学長 根岸吉太郎)は、「韓国文化芸術教育振興院」との交流協定を2014年5月21日に締結いたしました。

●協定の経緯
平成25年12月19日・20日で京都造形芸術大学を会場に開催された「ALIA(※)国際会議」にて、本学の東北復興支援機構(TRSO)で毎年開催している、被災地の子どもたちや家族を大学に招待して行う芸術教育活動や復興支援について根岸学長が紹介。多くの参加者の共感を呼びました。
とりわけ、子どもたちへの芸術文化の普及活動に注力をしている韓国文化芸術教育振興院のパク院長が強い関心を示し、この度の教育振興院、京都造形芸術大学、本学の三者の交流協定へと繋がりました。

※ALIA(アリア)とは
「ヨーロッパ芸術教育協議体(ELIA=European League Institutes of the Arts、ヨーロッパで20年以上の歴史を持ち、現在47カ国300大学・機関が加盟する芸術教育のネットワーク)」を雛形に、そのアジア版として韓国芸術総合学校(韓国・ソウル)の呼びかけで2012年10月に設立。
現在、京都造形芸術大学と本学を含むアジア14カ国1地域から芸術教育に携わる18大学1機関が加盟しています。(日本国内からは、京都造形芸術大学と本学の2大学のみが加盟)

●協定内容
1. 文化芸術教育における韓国文化芸術教育振興院主要事業の効果を上げる連携協力
芸術教育プログラムの交流及び情報交換のため相互協力する。
分野、ケース、ジャンルによる芸術教育専門家及び芸術講師の交流協力に寄与する。
2. 日・韓文化芸術教育のネットワークを構築及び拡大するための国際イベント開催の促進・協力
文化芸術教育ネットワーク及び関連専門家の交流のための国際イベント(シンポジウム、フオーラムな)ど)の開催に相互努力し、イベント開催の際、日・韓の専門家の相互交流ができるよう、協力し支援する。

●協定の調印式について
日時:2014年5月21日(水)11:30~12:30
会場:ミンガダホン(韓国ソウル特別市内レストラン)
調印者:パク・ジェウン
韓国文化芸術教育振興院院長
尾池和夫 京都造形芸術大学学長
根岸吉太郎 東北芸術工科大学学長
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●韓国文化芸術教育振興院(KACES=Korea Art & Culture Education Service)について
芸術・文化教育の振興と普及を目的として2005年に設立された韓国の政府機関。

①学校における芸術教育
②地域における芸術教育
③指導者の育成
④国民への啓蒙・普及
⑤芸術教育者に向けたオンラインの人材育成と情報提供
⑥国際交流

以上の6分野において、研究開発、意見交換の促進、制作立案に取り組んでいる。
また、学校における芸術教育の支援として、現在、専門家の学校派遣(芸術講師制度)があり、デザイン、演劇、映画、漫画アニメ、写真、工芸、韓国伝統音楽、舞踊の8つの分野で、韓国の小・中・高校へ約4700名の講師を派遣している。来年または再来年には、書道及びメディアアートの分野も新たに加わる予定。

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