謝黎コレクション展「北と南の混淆~旗袍(チャイナドレス)に隠された近代中国の歴史~」

日時:10月19日(土)~11月5日(火)9:00~17:00
※11月4日(月・祝)は通常開館、土曜日16時閉館、日曜休館
会場:東北芸術工科大学本館7階ギャラリー
入場無料
ギャラリートーク:10月23日(水)18:00~19:00、同会場

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東北芸術工科大学東北文化研究センターでは、中国大陸の北と南に住む少数民族の集落(黒龍江流域や雲南省紅河流域)を対象とし、生業及び集落の変遷に関する民族誌的データの収集を行い、日本の東北地方における集落動態モデルを相対化させることを研究テーマの一つとしています。

中国大陸の長い歴史を理解するためには、「北」と「南」という視点が大変重要です。歴史の早い段階から、様々な分野において北方と南方の文化は交流してきました。一方では、領土や王権、富をめぐり、南北間で対立や抗争も絶えませんでした。これらの北と南の交流や戦争、王朝の交替などを通じて、民族の内部に新たな文化が生まれ、中国の歴史はダイナミックに変動してきたといえます。このような歴史のダイナミズムと文化の混合を見事なまでに集約し、象徴しているのがチャイナドレス―中国語で「旗袍(チーパオ)」―という服飾です。時代とともに変化するデザイン(衿・袖・裾・模様)から、人びとの生活の変遷や歴史を垣間見ることができます。

今回は、現代チャイナドレスではなく、日本国内では見ることの珍しい19世紀後半から20世紀初頭のチャイナドレス約150点を展示します。この展示をとおして、単なるファッションの一つにとどまらないチャイナドレスの持つ文化的価値を発見し、中国大陸の歴史の一端を感じ取って頂ければ幸いです。(東北芸術工科大学歴史遺産学科専任講師・東北文化研究センター研究員 謝黎)

 

◎企画協力
神戸ファッション美術館

◎主催・お問合せ
東北芸術工科大学東北文化研究センター
TEL:023-627-2168
HP:http://blog.tuad.ac.jp/tobunken/
メールお問い合わせ

 

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