地域文化遺産保護活動「平成24年度研究調査報告会」

文化庁推進「歴史文化基本構想」で 地域文化遺産に目を向けた活動が地方自治体で活発化。
西川町、大江町、高畠町を研究対象とした「地域文化遺産の保護活動」報告会を開催します

文化財保存修復研究センター(センター長 長坂一郎)では、「文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」として平成22〜26年度の5年間にかけて採択された「複合的保存修復活動による地域文化遺産の保存と地域文化力の向上システムの研究」の「平成24年度研究調査報告会」を3月2日に開催致します。
この報告会では、総合的な地域文化遺産の保護を目的に、本センターに所属する保存修復(古典彫刻・東洋絵画・西洋絵画)、保存科学、史学(美術史・考古学・建築史)を専門とする研究員を中心に、山形県の西川町、大江町、高畠町を主要な研究対象として、地域住民や行政機関、学外の研究者らが連携して研究活動を行った3年間の成果を発表致します。また報告会では、地域文化遺産保護に関わる方からの意見や評価委員の客観的評価から、研究期間後半に向けた議論を深めていきます。
文化庁が推進する「歴史文化基本構想」により、地域文化遺産に目を向けた活動が各地方自治体で活発化しています。県内でも今年度、大江町の「最上川の流通・往来及び左沢町場の景観」が重要文化的景観として国の選定答申を受けるなど、地域の歴史文化への関心が高まっています。本研究の成果は、地域文化遺産への関心を促すとともに、永続的な文化財保護に寄与し、地域活性化に貢献していきます。
地域文化遺産やその保護活動に興味をお持ちの多くの皆様のご来場をお待ちしております。

文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業
複合的保存修復活動による地域文化遺産の保存と地域文化力の向上システムの研究
平成24年度研究調査報告会

日時:2013年3月2日(土)9:30〜17:00(開場9:00)
会場:東北芸術工科大学 本館2階207講義室
主催:東北芸術工科大学文化財保存修復研究センター
評価委員:入間田宣夫(東北芸術工科大学)
三浦定俊 (公益財団法人文化財虫害研究所所長)
佐藤庄一 (山形県立博物館)

◎お問合せ
東北芸術工科大学 文化財保存修復研究センター
TEL:023-627-2204  
E-mail:iccp@aga.tuad.ac.jp 
HP:http://www.iccp.jp

◎プログラム
司会進行:長坂一郎センター長(教授)
9:30〜9:40  開会の挨拶
9:40〜10:00 研究主旨説明

第1部 テーマ1 
10:00〜10:30 テーマ1の研究概要説明
10:30〜11:00 「山形における地域文化遺産としての近代洋画―高橋源吉を中心に」(大場詩野子研究員)
11:00〜11:15   (休憩)
11:15〜11:45 「当該地域における近世近代の彫刻活動の展開」(岡田 靖 研究員)
11:45〜12:15 「地域に所在する絵馬と応急処置による再評価」(大山龍顕 研究員)
12:15〜13:00    (昼食)
13:00〜13:45 「高畠石の外構利用とその集落景観」(北野博司 准教授/長田城治 ポストドクター)
13:45〜14:00 「米沢市戸塚山175号墳の発掘調査」(北野博司 准教授)
14:00〜14:15    (休憩)

第2部 テーマ2 
14:15〜14:25 テーマ2の研究概要説明 
14:25〜14:55 「保存環境調査に関する研究」(米村祥央 准教授)
14:55〜15:25 「地域文化遺産保護活動の実践」(岡田 靖 研究員)
15:25〜15:40    (休憩) 
15:40〜16:10 「青苧と和紙からみた地域文化力の向上」(大山龍顕 研究員)
16:10〜16:30 「教育普及活動について」(大場詩野子 研究員)

第3部 来年度の展望と総評 
16:30〜16:40  来年度に向けての展望 
16:40〜17:00  総評
17:00         閉会の挨拶

※  以上の発表者はすべて文化財保存修復研究センターに所属しています。

カテゴリー