グラフィックデザイン学科が地元絵本「さがえほん」を共同制作しました

グラフィックデザイン学科では、寒河江市商工会青年部からの依頼を受け、昨年より同学科3年生の選択授業の一環として寒河江市を舞台にした絵本「だいごろうと六地蔵」の制作に取り組んでいます。寒河江市商工会青年部は、子どもたちに絵本を通して地元の歴史や良さを知ってもらい、地域に誇りを持って欲しいという想いから、これまで読み聞かせや紙芝居、人形劇など、さまざまなイベントを開催しています。オリジナル絵本「さがえほん」の制作もその一つ。1作目は「慈恩寺の絵馬」、そして2作目にあたる今回のテーマが「六地蔵」です。地元、慈恩寺地区に実在する六つの地蔵尊を題材に商工会青年部がストーリーを制作し、それに学生が絵をつけていきました。指導教員は坂東慶一同学科准教授です。

学生は2ヶ月に渡って制作を行い、先月最終プレゼンが行われました。制作にあたって、ある学生は舞台となる慈恩寺に足を運んでスケッチを描きため、ある学生はイメージがスケッチブックに収まらず、大判用紙に描いてきたりと、学生によってさまざな過程を経て、作品が出来上がりました。青年部の方々も大学に何度も足を運び、制作の様子から中間講評まで学生とコミュニケーションを取りながら、熱心に意見や感想を挙げてくださいました。

同じ題材でも、学生の視点・表現の仕方で、与える印象は全く異なります。
原画ではよく見えるものが印刷してみると魅力を半減してしまったり、逆に冊子にした途端、魅力的になる絵があったりと、色の出し方や、ページをめくっていったときの効果など、絵本ならではの工夫点もたくさんありました。

出来上がった絵本は、この後、対象年齢の子どもたちに読んでもらい、最終的にその中から1冊を選んで、発行となります。
また、この取り組みは、今月7日の山形新聞にも取り上げていただきました。
「だいごろうと六地蔵」は3月までに発行を行い、寒河江市内の学校に寄贈されます。

 

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