企画展「レスキューの先へ 〜被災した扁額・屏風の修復と保存〜」

東洋絵画修復ゼミ4年生が、
石巻で被災した旧家の文化財(扁額・屏風)を保存・修復。
報告展と講演会を開催します(12月20日〜22日)

文化財保存修復研究センターおよび美術史・文化財保存修復学科では、東日本大震災以降、被災文化財等のレスキュー活動を継続しています。
この度、その成果発表として「レスキューの先へ 〜被災した扁額・屏風の修復と保存〜」と題した企画展と、レスキュー活動における文化財の保存・修復状況を報告する講演会を開催いたします。
企画展では、2011年春に「NPO法人宮城歴史資料保全ネットワーク」(仙台市青葉区/代表 平川新教授)からの依頼を受け、本格的な修復(仕立て直し)を行った扁額作品1点や、損傷や劣化進行を止める保存処置を行った扁額・屏風13点などを展示します。これらは、江戸時代に石巻を代表する千石舟主として明治以降に醸造業を営み、発展に関わった旧家が所蔵する扁額、屏風などの被災文化財20点をお預かりし、同学科東洋絵画修復ゼミ4年生が中心となり作業を進めてきたものです。
レスキューされた被災作品がどのように修復され遺えるのか、本学学生が、震災からレスキューした作品を永く後世に伝えるための綿密な保存計画を立て実施した被災作品の修復の成果を、本展を通じて多くの方にご覧いただけますと幸いです。

◎企画展「レスキューの先へ 〜被災した扁額・屏風の修復と保存〜」概要
入場料無料/一般参加可

会期:2012年12月20日(木)〜22日(土)
開館:平日12:00〜19:00(最終日10:00〜15:00)
会場:東北芸術工科大学図書館 スタジオ144(山形市上桜田3-4-5)
主催:東北芸術工科大学 美術史・文化財保存修復学科 東洋絵画修復ゼミ
後援:東北芸術工科大学 文化財保存修復研究センター 
協力:NPO法人宮城歴史資料保全ネットワーク
助成:東北復興支援機構TRSO

◎講演会 概要
入場料無料/一般参加可

日時:2012年12月21日(金)14:00〜15:00
内容:
1、歴史を守り、震災を伝える土蔵―石巻市本間家土蔵のレスキュー活動―
(発表者:蝦名裕一 東北大学災害科学国際研究所助教 )
2、被災した扁額と屏風の保存と修復について 
(発表者:三浦功美子 美術史・文化財保存修復学科准教授)
3、扁額「満盛流霞」の修復について 
(発表者:棚橋美沙希/美術史・文化財保存修復学科東洋絵画修復ゼミ4年生)

◎お問合せ
美術史・文化財保存修復学科 教員準備室
TEL:023-627-2023

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