文化遺産シンポジウム 歴史の息吹を感じる‐地域文化遺産の保護に向けて

隠れた地域文化遺産の価値を見出し、研究者と継承者が協力し次世代へ。
大江町の地域文化の原動力を探るシンポジウムを開催します。

東北芸術工科大学 文化財保存修復研究センター(山形市上桜田/センター長 長坂一郎)では、その土地や風土に根ざした「地域文化遺産」に焦点をあてた研究活動に関するシンポジウム「歴史の息吹を感じる‐地域文化遺産の保護に向けて」を開催致します。
最上川舟運で発展した大江町をフィールドとし、民俗学的視点から大江町の歴史を探る基調講演、及び本センターの研究で得られた左沢で江戸時代に活躍した林家仏師一門に着目した造仏活動やその作品の意義についての研究報告を行ないます。また、かつて青苧で発展した民家と集落の原風景が残る小清地区の変遷、地域文化遺産を保護するための総合的な取り組みについて研究の報告も行います。

◎大江町の民俗・造仏活動・保護活動に焦点               
「地域文化遺産」とは、文化財指定品に限らず、地域の信仰や生業、生活など日常の営みの中で生まれ、大切に継承されてきた地域固有の文化遺産を示しています。同センターでは、時代ごとの様相を今に伝える文化遺産を再発見し、その価値や継承の背景を明らかにするとともに地域の誇りや活力を見出し、次世代へと繋げる保護活動を継続的に行っています。
本シンポジウムでは、地域文化遺産の保護の直接的な担い手である地域住民の皆様方と一緒に、「地域文化遺産」を調べ・考え・守り・伝えていく活動について共に考え、地域の活力や誇りを育み、次の時代を築いていく原動力へと繋げていくことを目的としています。ぜひご来場ください。

◎文化遺産シンポジウム 歴史の息吹を感じる‐地域文化遺産の保護に向けて 概要     
日時:2012年12月22日(土)9:30〜12:30(開場9:00)
会場:大江町東地区公民館(町民ふれあい会館)大江町左沢306 /TEL:0237-62-3822
参加:地域文化財にご興味をお持ちの一般の方、学生、教員、研究者等 
参加費:無料
主催:東北芸術工科大学 文化財保存修復研究センター
共催:大江町教育委員会 

◎プログラム(司会:長坂一郎/文化財保存修復研究センター長)※以下、同センターは省略
9:30〜 あいさつ長坂一郎(センター長)/冨樫是行(大江町教育委員会教育長)
      主旨説明 岡田靖(講師)
10:00〜 基調講演「大江町の文化を育んだ歴史民俗的背景」菊地和博(東北文教大学短期大学部教授) 
10:30〜 研究報告1「地域文化に根差した造仏活動〜林家仏師一門を中心に〜」岡田靖(講師)
11:00〜 休憩
11:10〜 研究報告2「小清地区の民家と集落〜住生活にみる地域文化の変遷〜」長田城治(研究員)
11:35〜 研究報告3「大江町文化遺産の総合的保護活動について」米村祥央(准教授)
12:00〜 休憩 / 12:10〜 質問・討論 / 12:30〜 閉会

◎お問合せ
東北芸術工科大学文化財保存修復研究センター
TEL:023-627-2204

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