荒井良二氏「復興応援カレンダー」を製作、被災地の皆さんへ。山形市内の大型書店でも販売予定。

「復興応援カレンダー」プロジェクトで
荒井良二氏の絵本の原画をもとに、2013年のカレンダーを製作。
800部を被災地の皆さんへ届けるほか、
山形市内の大型書店でも販売予定です。




東北芸術工科大学(山形市上桜田/学長 根岸吉太郎)と田宮印刷株式会社(山形市立谷川/代表取締役 菅野隆)は、荒井良二氏の絵本『あさになったので まどをあけますよ』の原画をもとに、東日本大震災の被災地にお届けするオリジナルの2013年カレンダーを製作しました。
この企画は宮城県沿岸部における荒井氏の復興ワークショップをサポートしてきた本学の東北復興支援機構が立案し、カレンダー製作にかかる予算は、田宮印刷株式会社がCSR(企業の社会的責任)事業としてその全額を負担しています。同社は「印刷会社だから可能な復興支援」として、印刷・製本した800部を、この年末に各地の支援団体を介して、石巻市と南相馬市のご家庭に寄贈します。
荒井氏は産経児童出版文化賞の受賞スピーチで「被災した人々へのメッセージとよく言われますが、むしろ被災していない人に、日常のありがたさと、それを忘れてはならないというメッセージを、オブラートに包んで描いた」と語っています。カレンダーでは、荒井氏の「一日の始まりのような希望」というメッセージが損なわれないように美しい原画を忠実に再現し、2013年1月から、震災から丸3年の節目となる2014年3月までの3ヶ月分の紙面を追加。また子どもたちが自由に絵や言葉を描き込める余白を大きく設けるなどの工夫を凝らしました。
絵本『あさになったので まどをあけますよ』は、2011年12月に偕成社から発行され、〈第59回 産経児童出版文化賞〉大賞を受賞。また平凡社の〈この絵本が好き2012年版〉で国内絵本第1位に選ばれるなど、3.11以降の傑作絵本として高く評価されています。
カレンダーは12月4日より、山形市内の大型書店と、本学および山形まなび館のショップでも購入することができ、その収益の一部は被災地への教育支援事業に充てられます。  

◎『東北芸術工科大学×田宮印刷株式会社〈復興応援カレンダー〉プロジェクト』概要
著者:荒井良二(原画無償提供)
印刷:田宮印刷株式会社
デザイン:村岡優 荒木淳一(株式会社コロン)
企画:宮本武典(東北芸術工科大学 美術館大学センター准教授)
カレンダー仕様:
 サイズ=A4版ヨコ
 ページ数=表紙4ページ、本文32ページ 計36ページ
 カラー=4色カラー印刷(耐光イン ク)+マットニス
 用紙=表紙・本文/テイクGA-FS93.5kg
 製本=糸かがり製本、1穴加工




◎荒井良二氏略歴
1956 年山形県生まれ。『ルフランルフラン』で日本絵本賞を、『たいようオルガン』でJBBY 賞を、『あさになったので まどをあけますよ』で産経児童出版 文化賞・大賞を受賞するほか、ボローニャ国際児童図書展特別賞、小学館児童出版文化賞、講談社出版文化賞絵本賞など受賞多数。2005年に日本人として初めてアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞。主な絵本に『はっぴぃさん』『きょうというひ』『うちゅうたまご』『えほんのこども』『モケモケ』などがあり、そのほかに作品集『meta めた』、マンガ『ホソミチくん』を刊行、 音楽CD『どこからどこまでいつどうやって』をリリース するなど多方面で活動を展開している。東日本大震災後は宮城県沿岸部で復興の旗をつくるワークショップキャラバン『荒井良二とふらっぐしっぷ』を巡行。2010年、2012年に山形まなび館にて個展『荒井良二の山形じゃあにぃ』を開催。


◎お問合せ
東北芸術工科大学 東北復興支援機構TRSO事務局
TEL:023−627−2218  


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