鶴岡市山王町を舞台にアートで街の魅力を発掘

在学生と卒業生が山王アートキャンパスを開催
鶴岡市山王町を舞台にアートで街の魅力を発掘
見慣れた“まち”を新しい“まちづくり”の拠点に


イチローヂ・まち・川再生協議会(事務局/NPO法人公益のふるさと創り鶴岡)が主催する山王アートキャンパス- Sanno Art Campusで、本学学生5名がワークショップを開催しました。これは、同協議会でまちづくりのNPO職員として勤務する洋画コース卒業生の橋本匡史さんも企画に関わった「鶴岡市山王町にある空き店舗となった旧イチローヂ商店を中心とした地域をアートで活性化する」実験イベントで、参加した学生たちは2012年8月〜9月にかけて、商店街の空家や町並み、歴史を辿る取材を実施。山王町のリノベーション物件や観光資源をぞれぞれの制作スタイルで活かすプロジェクトを開催しました。
橋本さんは「若い感性を持つ学生(作家)たちが仕掛けるワークショップで、街の人々が街の良さや特徴に気が付いてもらうきっかけにしたい。一時的なイベントではなく、これをきっかけに何度も鶴岡に来てくれる県内外のリピーターを増やしたい。」と、今後も継続的なプロジェクトを企画中です。

◎ワークショップ参加学生
結城ななせ(大学院洋画領域2年)/うつみまさこ(大学院実験芸術領域2年)/大平由香里(大学院日本画領域2年)/田中望(大学院洋画領域1年)/高橋克幸(洋画コース4年)
◎企画参加卒業生
橋本匡史(洋画コース卒業生)
◎イチロージ・まち・かわ再生プロジェクト
facebook:hthttp://www.facebook.com/Ichirodimachikawaproject





大学院洋画領域の結城ななせさんは、地元の商店街やこどもの絵を掘った消しゴム判子を制作。3年前まで陶器屋さんを営んでいた「旧イチロージ商店」で、同商店のイスや棚を使って会場で展示しました。
大学院洋画領域の田中望さんは、人間をウサギに見立て様々な伝説を描き出す作風。庄内の風土や在来作物、街をテーマに描いた絵を、昭和初期の木造建築を生かした映画館「鶴岡まちなかキネマ」で展示しました。
洋画コースの高橋克幸さんはカラフルで独特な文様で絵を描き、一瞬で多くの人の目に触れる作風。若者がいれば街が明るくなるのではないかという視点で36枚の絵を同映画館に飾りました。
大学院実験芸術領域のうつみまさこさんは、ぬいぐるみを使った立体作品と、鶴岡滞在時、山王町に流れる内川の舟下りをした際に印象的だった「羽黒とんぼ」のアニメーション映像を作成し、五十嵐陶器店「ギャラリー結」で上映しました。
大学院日本画領域の大平由香里さんは、山の存在感を絵画で描き出す作風です。デザイン事務所「IDEHA Creation」での展示では、大平さんが描いた小さな山々の絵を、来場者が山の峰で自由につなげるプロジェクトを展開しました。

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