「地域文化遺産と保存修復|文化財保存修復研究センター10年の取り組み」展

「地域文化遺産と保存修復|文化財保存修復研究センター10年の取り組み」展を開催
地域の美術品や文化遺産を守り伝える活動の成果を発表・展示します


文化財保存修復研究センターは2001年の設立以来、山形、東北を基盤として地域の文化遺産を守り伝える数多くの事業を手掛けてきました。
本展では、同センターがこれまで手掛けてきた東洋絵画修復、西洋絵画修復、立体作品修復、保存科学、地域文化遺産保存の取り組みと、東日本大震災 以降に継続的に実施している文化財レスキュー事業や地域文化遺産の調査・研究、保護活動の成果をまとめた資料をパネル展示いたします。また11月6日の施設見学会では、文化財保存修復研究センターでの普段は見られない修復の現場を、修復を手掛ける教員、講師の解説を聞きながらご覧いただきます。
トークイベントでは、普段はあまり公にされない各分野の修復事例を写真資料でご紹介しながら、修復家の役割や意義、修復に対する考え方や魅力 を専門分野ごとに紹介していきます。身近にある地域文化遺産について新たな捉え方や面白さを感じていただけるこの機会にぜひご来場ください。

◎展覧会概要
展覧会名:地域文化遺産と保存修復|文化財保存修復研究センター10年の取り組み
会期:2012年10月25日(木)〜11月7日(水)
時間:9:00〜20:00(土曜日は17:00まで)
会場:東北芸術工科大学 図書館2階スタジオ144(山形市上桜田3-4-5)
入場料:無料
休館日:日曜日、祝日
駐車場:キャンパス内の駐車場をご利用ください
主催:文化財保存修復研究センター
HP:http://www.iccp.jp/

◎施設見学会 概要
文化財保存修復研究センターの施設見学を行います。普段は見られない修復の現場を修復を手掛ける教員、講師の解説を聞きながらご覧いただけます。
日時:2012年11月6日(火)14:00〜15:20
集合場所:東北芸術工科大学図書館2階スタジオ144
お申込み:不要
参加費:無料
[見学スケジュール]
14:00〜14:20図書館スタジオ144 展覧会解説(大山龍顕研究員)
14:20〜14:50文化財保存修復研究センター 立体修復見学(藤原教授)
14:50〜15:20作品分析実演(米村祥央准教授)

◎トークイベント
以下すべて本学図書館2階スタジオ144にて開催致します。

◆東洋絵画修復について
昨年、東洋絵画修復室で修復を行った『両界曼荼羅』(龍厳寺所蔵/酒田市)を通して、装こう技術による修復の流れを紹介。またこれまでにセンター で行った修復作品を写真資料で紹介する。
日時:2012年10月25日(木)17:00〜18:00
講師:半田正博(文化財保存修復研究センター教授)

◆西洋絵画修復について
修復家の仕事や役割、また「修復」が今日どのように規定されているのか。修復家の「調査」の意義について、近年の森教授の活動を紹介しながら考察 する。
日時:2012年10月26日(金)17:00〜18:00
講師:森直義(同センター教授)

◆保存科学について
現在の文化財保存修復で科学がどんな役割を担っているかを、レントゲンなどによる立体、絵画の調査実例をとおして「保存科学分野の意義」を伝える。
日時:2012年10月30日(火)17:00〜18:00
講師:米村祥央(同准教授)

◆地域文化遺産の保存
仏像や書画類、近代絵画、遺跡などの地域に存在する文化遺産を複合的に調査し、地域の歴史にもとづいた価値の再創出をはかり、保存修復につなげて いく活動を紹介する。
日時:2012年11月1日(木)17:00〜18:00
講師:岡田靖、大山龍顕、大場詩野子、長田城治(すべて同センター研究員)

◆立体作品修復について
『黒マリア像』(鶴岡カトリック教会天主堂)をはじめとする同センターの立体修復事例を紹介する。
日時:2012年11月2日(金)17:00〜18:00/講師:藤原徹(同センター教授)

◆山形の仏像調査について
『山形市内にある指定文化財ふるさとの仏像』(山形市教育委員会)の出版のための調査、『白鷹の仏像?塩田行屋の仏たち』展(白鷹町文化交流セン ター)の業務補助、『行屋の神仏』展(真室川町教育委員会)のための調査、撮影、展示補助の様子を写真で紹介する。
日時:2012年11月5日(月)17:00〜18:00/講師:長坂一郎(同センター教授)

◎文化財保存修復研究センターホームページ:http://www.iccp.jp/
◎研修者一覧ページ:http://www.iccp.jp/?page_id=18
◎お問合せ:文化財保存修復研究センター TEL:023-627-2204




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