舞台『新訳”てぶくろ”』活動記録展

南相馬の子どもと家族たちが3日間のワークショップで作り上げた
舞台『新訳”てぶくろ”』活動記録展を開催します

東北復興支援機構(TRSO)では、2012年8月3日から5日にかけて開催した『キッズアートキャンプ山形2012』の活動記録展を9月3日より開催します。
『キッズアートキャンプ山形』は、東日本大震災で被災した南相馬市の子どもたちとその家族を、本学キャンパスに招待する教育支援プログラムです。南相馬市から46名のご家族が参加した今夏のキャンプは、株式会社三越伊勢丹の全面的な協力のもと、本学グラフィックデザイン学科の学生や教員と共に開催。世界中で愛されるウクライナの民話『てぶくろ』を題材として、ダンス、ファッション、音楽、美術のワークショップを行い、最終日にダンス公演『新訳”てぶくろ”』を劇場で上演しました。
山形県では東日本大震災直後より福島県からの避難者を受け入れ、避難所が解散した現在も、1万人以上の自主避難者が暮らしています。除染作業や避難生活が長期化する中で様々な問題も生まれていますが、同時に子どもたちのために県境を越えて人々が支えあう相互扶助的なコミュニティーも生まれています。『新訳”てぶくろ”』は、3.11以後の福島と山形の関係や絆を描いた物語とも言えるでしょう。
本展では、国内外で活躍するクリエイターたちの指導のもと、南相馬からの参加者がキャンプ期間中に制作した衣装や舞台美術を再現するとともに、公演の記録写真や映像を展示し、『新訳”てぶくろ”』感動のフィナーレまでの3日間を振り返ります。

◎キッズアートキャンプ山形 活動記録展概要
会期:2012年9月3日(月)〜30日(日)(日・祝・9月8日(土)休廊)
開館時間:9:00〜17:00
会場:東北芸術工科大学 やまがた藝術学舎(山形市松見町17-1)
入場:無料

◎舞台『新訳”てぶくろ”』概要(終了しました)
開催日時:2012年8月5日(日)14:00〜15:30 
原作:エウゲーニー・M・ラチョフ(ウクライナ民話)
会場:東北芸術工科大学こども芸術教育研究センターこども劇場
出演:福島県南相馬市の子どもたちとその家族/東北芸術工科大学グラフィックデザイン学科学生  
演出:中山ダイスケ/衣装:飛田正浩/美術:原高史/音楽:村山政二朗/振付:伊東歌織/企画:宮 本武典+福興会議/デザイン:平野拓也+望月梨絵/映像記録:赤沼明男/写真記録:志鎌康平

ストーリー
原作の『てぶくろ』は、森の動物たちが身をよせあった『てぶくろ』が持ち主の登場で失われますが、”新訳”では原作の”その後”を描き、季節は冬から夏に変わり森から離散した動物たちが、ふたたびキャラバンを組織してあらわれ『てぶくろ村』を建設するストーリーです。狐やうさぎの群れ、大きな熊など、動物に扮した南相馬の子どもたち、父母たち、学生たちが、踊りながら登場するたび、ガランとした舞台に、色鮮やかなテントが立ち並び、暗い森に明かりと活気と、安らかな夜が訪れます。

◎お問合せ
東北芸術工科大学 東北復興支援機構TRSO事務局
TEL:023-627-2218(平日9:00〜17:00)
E-mail:y-gakusha@aga.tuad.ac.jp
HP:http://gs.tuad.ac.jp/trso/

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